「 混ざり合った灰色 」
光と闇は対の者
どちらが欠けても世界は滅ぶ
光だけの世界は眼が眩んで何も見えはしない
闇だけの世界は真っ暗で何も見えはしない
どちらにしても両目は役に立たない
匂いで獲物を食らうだけ
偏った理解で人の心を握り潰すだけ
バランスが崩れて小さなあの子の三輪車は
引き裂くような叫び声と一緒に
奈落の其処へとグルグル落ちた
…笑ってた?
綺麗なものしか見ようとしない社長麗嬢は
どん底に根暗で 薄汚い塵塗れの僕と
普通では有り得ぬ恋に落ちた
綺麗な外見だけ持つ僕は
君の小奇麗な偽善を称えよう
死ぬまで顔に吐いてあげるから
今すぐ深いキスをしよう?
どちらかの支配だけで嘘に塗れた愛を育もう
仮面を被って探り合いながら
欺瞞に満ちた笑顔で全て迎え入れよう
死ぬまで理解を共にせずに
永遠に