「 臭い音 」
心臓の鼓動に似たリズムで
徐々に僕の心を侵食させていく
何もありはしないのに
僕は何故毎日涙しているんだろう
僕の心の中で光だった君は
一定で刻まれるリズムと共に
薄れて姿を亡くしていった
音が僕の中で響く度
僕が黒くなっていく
周りの全て皆
音の大きさが増していく毎に
無機質な獣へと変貌していく
明日の今頃
全部が異臭になって
僕の腹をえぐりとるだろう