何度も同じガムを噛み続けている
段々ゴムを噛んでるみたいになってきた
それほど時間が過ぎたんだろう
もうずっとこの道を歩き続けている
前を向いたまま 気持ちは一方通行のまま
頭の中を螺旋状に回り続けている影
答えは見つからない
只々 歩き続けている
「何時かきっと」とか考えるだけ無駄な事
光なんて見えやしない
向こう側の全く見えない暗がりを嗅ぎわけて
時折血を流して進むだけ
光は幻 望みを持つだけ虚しい
そんな夢を僕は見ている
僕は眠っている僕をずっと見下ろしている
涙を流して静かに目を閉じる
あ、また僕は僕を見下ろしてる…
僕もまた目を閉じる
そんな僕を見下ろす僕
そしてまた目が熱くなる…
「嗚呼…ずっとこの夢は覚めないんだ」
やっと気付いたね。僕は笑った。