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- LEGEND DIALY -



2006/10/7

時々・・・
酷く闇の中に居るような錯覚に苛まれる事がある


実際に真暗の中に佇む訳ではないが
全ての現実と虚無が心を侵食した時
見果てぬ闇となりこの身を襲う

闇が・・・ 走る事に目的を求める




・・・不意にレジェンドと共に走り抜けてきた風が
眼を覚ませと吹きつける



「お前の言うとおりだな・・・レジェンド」

走る事に理由は要らない
何年経とうが変わりはしない

光は差し続ける
私とレジェンドの往く先へ・・・













2004/6/26

生きてゆく上で関わる人達すべてと分かり合えるとは思ってはいない
上から押し付けるような否定が
矢を放つように押し寄せる

古い?ただの機械?不経済?
だから何だというのだ
何を言われようが
私は私が信じたレジェンドと共に時代を走り貫けるだけ


アスファルトが醗酵し橋にかかる赤い月が
奏でるブルースを飲み干し闇に溶ける


レジェンドに乗り続ける事で
オフェンスである事を誇示し続ける

我の名は、レジェンド乗り・・・













2004/6/5

十年ぶりにレジェンドと共に故郷の土を踏んだ
逃げるように離れたはずのこの街は
夕暮れと共にレジェンドと私を優しく包んでくれた・・・

夕暮れの中、思いがけずあの頃の私とレジェンドが目の前を通り抜ける
私たちが見ている事など気付くはずもなく走り抜けてゆく・・・

思えば永い付き合いである

住む場所、住む環境、時代が変わっても
過去の自分自身が見えなかった今(現在)を
変わらずレジェンドと共に歩いてゆこう・・・
今の私とレジェンドを未来の私とレジェンドが見ていると信じて・・・










2003/8/24

時代の移り変わりに目をそむけてきたつもりはない・・・
しかし進化というものは目まぐるしいものである

「新型はいいぞ」ニヤリと笑う父
「興味無いね」と言いながらもキーを借り回してみる
「・・・新型も結構いいかもね」そういうと父は
「レジェンド大事に乗ってるな、まだ乗るのか?」
「まだまだ乗るさ」

たわいの無い話のあと2台で峠のワインディングにて走りの対話
スキール音、焦げたタイヤの匂い・・・



父からこのレジェンドを譲り受け13年目の夏である









2003/7/3

このところ雨続きで中々レジェンドに乗る機会が無い、
とはいっても別に雨の日は乗らないと決めているわけではないが
日頃の行いというものか何故か洗車をすると雨が降る
しかしまぁ雨の中のドライブというのも嫌いではない

晴れた日には晴れた日の、雨の日は雨の日のレジェンドの表情(かお)があり
その季節、天候、時間ごとの(かお)を眺めるているとレジェンドの魅力に更に惹きこまれる



雨の中レジェンドを停め傘を差ししばし眺める
雨の滴が流れるボディラインの美しさに時を忘れ
ふと我に返りキーをまわしレジェンドとの対話を始める
対話の中夕暮れの中家路をたどる
ガレージのシャッターを閉める音、エンジンの冷える音
ささやかな心の通い・・・




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