無料レンタルサーバー Hpfree.com TKT
リンゴ飴
「甘い」
「甘そう」
「食う?」
「嫌」
テカテカに光るリンゴ飴。
よくそんな甘いものを好んで食べるわ、この男。
この男、こと仙道彰を呆れ顔で見る。
「うまいよ?」
「今は甘い気分じゃないのー。たこ焼きな気分」
にっこり笑って言うと、近くのたこ焼き屋台までカタカタと小走りする。
ゆっくり、苦笑いで後を追う仙道。
「お兄さん、たこ焼き1コね〜」
「もう1コ。2コにして」
「はいよー」
少し高い位置から自分を見下ろす仙道に目を向けた。
「食べるの?」
「ダメ?」
「リンゴ飴食べきってからにしなよ?捨てたら怒るからね」
「はいはいはい」
「あたしは食べないから」
「え〜、手伝ってよ」
「いーや。それ、ベトベトして嫌い」
お兄さんからたこ焼きを受け取って歩き出す二人。
ふと、その目に知ってる人物が映った。
「越野君だ」
「ん〜、女連れ」
「本当だ」
「、こっち見て」
「へ?」
「気づかないフリ。今越野こっち見たから」
「変なの。真っ先に行くかと思った」
「そんなの明日練習でからかえるし〜」
「わー、ヤな奴」
「ははは。それより、どっか座ってたこ焼き食お」
「おし!食べよ♪」
「境内の方が座れるのに」
「あそこはカップルでいっぱいだから」
屋台の通りから少し外れた場所。
大きな木の根元に腰を下ろすと、その横に座る仙道。
「二人の方がいいでしょ?」
「別に〜」
「冷たいなぁ」
「そ?……あ!」
「えっ」
「リンゴ飴食べてから!」
「えぇ〜、冷める……」
「ダメ」
仙道の持っていたたこ焼きの箱を取り上げて、リンゴ飴を押し付ける。
「甘い……」
「好きなんでしょ?甘いの」
「もういらない」
「ワガママ」
「手伝ってよ」
「甘いのヤダ」
「そんなに甘くないから」
「さっき甘いって言ったじゃん」
「一口、ホラ」
「……………」
無防備に、口を開けたコトに。
後悔。
「んいっ……」
押し当てられたのはリンゴ飴じゃなくて。
仙道の唇。
「甘くないだろ?」
悪戯な笑い。
「………甘い」
「ん?」
「甘すぎ」
正直な感想。
それを聞いて、一層、仙道の顔が崩れる。
「は可愛いなぁ」
「ウルサイッ!」
「顔赤いよ?」
「ウルサイってば!」
「あ、そーだ」
「…………」
「言うの忘れてた」
「は?」
「浴衣可愛い」
「………」
「似合ってる、すっごく」
「ど、どうも……」
「こっち向いて」
そろそろと上がる顔。
目的はわかってた。
深い、甘い。
口づけ。
「」
「……何…?」
「浴衣可愛い」
「ありがと」
「俺ね」
「…ん?」
「浴衣の着付けできるんだよ」
「はい?」
「だから、大丈夫」
今夜は月がキレイです。
☆オワリ☆

☆あとがき☆
仙ちゃんはこの後何かやらかします。
つーか何が大丈夫なのよ。
エーローウィー、にできない。
悔しい。この先をどうにかして書きたかった。
でも性的描写は下手なので(オイコラ、ヤメロ)
のぞみん、受け取ってくれて有難う。
好き好き大好きさ〜♪
のぞみヨリ☆
いいねぇ仙道vv仙道はエロくなくては!!(ヲイ)
性的描写は臨も苦手ですたい(何者)
ゆっこちん書いてくれてありがとう☆
臨も大好きさっ!!!!
ゆっこちんのHP☆