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ここではTRPGについてかんたあ〜んにご説明致します。
≪TRPGの語源≫
「TRPG」のことをご説明する前にまず、この言葉から見ていきたいと思います。
「TRPG」とは、【Tabletalk Role Playing Game(テーブルロールプレイングゲーム)】の略であります。
直訳すると、【雑談ロールプレイングゲーム】。。。わけわからん。。。
まず、「テーブルトーク」。。。これはおしゃべりする、とか雑談するとか、という意味です。
さすが欧米諸国。イスに座って机を囲んでだべるわけです。
畳とコタツの国、我が日本では、必ずしも当てはまりませんね^^>だべる=テーブル
お次に「RPG」(ロールプレイングゲーム)。
TRPGをやったことない人でも、家庭用ゲーム機やパソコンとかでRPG(ロールプレイングゲーム)はやった!という方は多いと思います。
キャラを作って、名前付けて、冒険やらバケモノ退治やらをしながらキャラを成長させていく、そうあれです。
つまり、「TRPG」はRPGをコンピューターを使わずに紙とエンピツ、そしておしゃべりで進めるゲームのことなんです。
≪TRPGの歴史≫
TRPGを語る上で欠かせないのが、ウォーシミュレーションゲームです。
ウォーシミュレーションゲームの生まれは、戦争です。
戦時中、実際に作戦を決行する前にその作戦が巧く成功するのか否か、を机上で試していたのが始まりです。
(一説には、日本軍が負けたのはこのシミュレーションを冷静・厳正に行わなかったから、とも言われています)
これを元にゲーム化したものが、ウォーシミュレーションゲームです。
一連の過程が円滑に進むように、シミュレーションではコマを使ってました。
近代戦争を舞台にしたシミュレーションなら、戦闘機や戦車、一個小隊なんかがコマで表現されてましたし、
中世ヨーロッパを舞台にしたシミュレーションなら、軽装歩兵、重装歩兵、騎士、弓兵などがコマになってました。
そのコマには細かいデータがあり(物資や構成人数などを数値化)、コマのおかれている状況を再現するのに重要な要素となってました。
その「データを持ったコマ」がひとり歩きしたもの。。。それがRPGの原点となります。
そのひとり歩きのキッカケとなったあるシミュレーションゲームデザイナーがいました。
彼が考えたゲームは、自軍全体の戦況の把握や戦略性、などは重要ではありません。
そのかわり、数値を持った一つのコマ、つまり一人の兵士に”なりきり”、より細かな状況を体験することができるようにしたんです。
コマになりきってその戦場を駆け抜ける。
生きるか死ぬかは、コマに振られた数値を踏まえながらの自分の判断のみ。
このデザイナーは更に「いっそのこと戦争から抜け出して、もっとオモロイ舞台、冒険や日常生活にしたらどうやろ?」と考え始めます。
彼が選んだ「第二の世界」。
それは当時大流行していたファンタジー小説、「指輪物語」の世界でした。
剣と魔法の世界。
ホビットやエルフ、ゴブリンが闊歩する、不思議で胸がわくわくするあの世界です。
もともと架空の世界なのでなんでもあり!のこの世界。
”なりきるのが面白い”RPGの性質にうまくマッチして瞬く間に流行っていきました。
そんなこんなで、ファンタジー世界とシミュレーションあがりのRPGを組み合わせた、世界初のRPGが誕生しました。
その名を「ダンジョンズ&ドラゴンズ(以下D&D)」といいます。
これをデザインしたデザイナーはTSR社という会社を立ち上げ、この「D&D」を1974年に発表、販売しました。
各国の言葉で訳された「D&D」は本国アメリカを超え、全世界の人達に愛され、そして現在でも遊ばれています。
そして全世界のありとあらゆる、”ファンタジー世界”のお手本となったのです。
≪こんなんです、TRPGって≫
その後この「D&D」を元にいろんなファンタジー世界が創造されたのは、言うまでもありませんね。
え?分かりにくい?
そうですねえ〜。。。じゃあ将棋をRPG風にしてみましょう♪>なんで?、とか言わないように、
将棋のコマには、それぞれに人生があって、性格があって、人間(コマ?)関係があるんです。
そんな世界に自分がいたら。。。
飛車が「おう!おれは曲がったことが大嫌いなんだ!理屈っぽいのもいけねえ!」
角が「私は計算高い動きをモットーとしてます、感情で動くのは、愚の骨頂!」
とか言ってる横で、香車と桂馬が同じように言い合いをしてます。
そこへ金と銀がやってきて、
「お前達よさんか!来たる戦いの前に仲間同士で争ってどうする!。。。そういえば今日から新しい仲間が入った。さあ、こっちへ来たまえ。」
と、貴方を呼んでいます。
あなたの駒はなんです?
そしてどのように挨拶をしますか?
皆んなはその挨拶にどんな風に反応するでしょう?
。。。こんな感じ、です、RPGって。
ここであなたはどのような選択してもいいんです。
マチガイはありません。全部正解です。
そして、その選択の上に、どんどんお話が続いていくんです。
もし「香車」を選べば「角」と「桂馬」はあなたの敵になるでしょうし、「桂馬」を選べば「飛車」と「香車」はあなたに敵意を持つでしょう。
また、そのほかの駒を選んでみても面白いですね。「歩」なんかどうです?
飛車:「けっ、なんだ歩か!」
角:「いや、歩があるこそ我々が安心して戦えるのだ。どうぞよろしく。」
つまり、あなたが絶対しなければいけないこと、それは会話をする、ということです。
会話がなくてはお話が続きませんからね。
こんな感じでファンタジー世界を歩いて見ませんか???
あなたは勇猛果敢なファイターですか?それとも敬虔なる神の信徒、クレリック?
しなびた宿屋の一階のレストランのカウンター。
そこで朝食を食べ終えたあなたに、一人のなぞめいた老人が近づいて来てますよ♪
「少し、お時間頂けませんかな?そこの冒険者さん。」
≪余談≫
このD&Dに関する有名な話は、
・映画「E.T.」の中で子供達が遊んでいるのが実はこの「D&D」だった。
・S・スピルバーグや、J・ルーカスでさえ「あの世界観を表現するのが難しい」と、映画化できなかった。
・ドラゴンクエストの作者、堀井雄二氏は「D&D」を元にしてドラゴンクエストを考えた
等等。。。