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学校にて

 

「よし・・・・。」

私は鏡の前に立って、自分の姿を見た。

「じゃあ、朝ご飯つくろーかな。」

私は1階に降りていった。

まだ百哉さんは、眠っている。

いつものことだ。

昨日も帰ってくるの遅かったし。

毎朝、きちんと朝ご飯を作る。

これは、父さんと暮らしていた頃と、かわならない。

白哉さんは、基本的にあまりそういうことを気にしないらしいが

私はその習慣か崩したくない、朝ご飯は毎朝私が作りますから!

と説得して、作らせて貰っている。

ご飯と鮭の焼いたのと味噌汁と、酢の物。

完璧である。

そして、白哉さんをおこしにいく。

朽木さんは、私のお兄ちゃんと同じ名前。

もともとお兄ちゃんは、養子。

でも多分漢字が違う。

「白哉さーん。朝ですよー。起きてくださーい。」

いつものことながら、一回では起きない。

白哉さんは、朝に弱い。

部屋の中に入って、軽く白哉さんをゆする。

「白哉さーん?起きてくださーい、朝ですってば!」

反応なし。

今までどうやっておきてたかというと

白哉さんのまわりにあるたくさんの目覚まし。

うるさいから、やめて下さいと言ったら

じゃあ代わりに起こしてくれ。

といわれた。

仕方なく、毎朝白哉さんをおこす羽目になってしまった。

 

今度は強くゆすってみる。

「ほら白哉さん!あさです!おきてくぁ?!」

手をつかまれ、ぐいっと布団の中へ、ひっぱりこまれた。

もそもそ、と白哉さんの腕が私に絡みつく。

「びゃーくーやーさーん!」

流石に叫んだ。いくらなんでも恥ずかしい。

「・・・・・・・・・・おはよう・・・・・・。」

「どういう状況か、わかってますか白哉さん?」

一瞬寝ぼけた顔で考え、すぐにがばっと起きた。

白哉さんの顔が赤くなっていた。

あらー、照れちゃってかわいー。

「さて、白哉さん。朝ご飯出来てますよ。」

「ありがとう。」

「いいえー。好きでやってることですから。」

居間に下りて、テレビをつけて天気予報を見る。

朝ご飯は必ず一緒に食べる。

その習慣が消えていないのは嬉しい。

「今日から、高校生活の始まりだな。」

白哉さんが言った。

「はい。」

「送っていってやろう。流石に入学式には出られん。」

「ありがとうございます。お言葉に甘えさせていただきます。」

私はにっこりと笑った。

 

 

 

 

 

 

 

白哉さんにありがとう、と言って校門をとおった。

相変わらず、目立つなあ。

周りの女子が見とれてるよ。

私は女だよ。

なんか小さいのと、茶毛っぽいのがいるなあ。

そして、茶毛っぽいのうるさい。

そうだ、クラスわけ見なきゃ。

私は、そのうるさいのの後ろからその表を見た。

ふーん、1−3か。(視力2.0)

さっさと教室行こう。

でも、その瞬間、表が張られていた看板が壊れ、

男子が、4人出てきた。

うわ、どうしよ。

なんか巻き込まれた気がする。

私は女なのに。

「チャ・・・・・・・・チャドと黒崎だ――――?!!」

うるさいのが言った。

そして、囲まれた。

あーあ。どうしようかなあ・・・・。

誰か適当に殴り飛ばして逃げようかな・・・・。

「な・・・ななななな何コレウソだろ何コレ!?
こんな冗談みたいな巻き込まれ方とかありえねーよ!!
夢か?!こりゃ夢かなあオイ!?」

私は思わず切れた。

「そこのうっさい!!」

しかしそれでも、周りはまわる。

小さいのが、オレンジ頭に挨拶してるし。

余裕だなー。

あ、なんか、うるさいのが、あっちのボスにつかまっちゃった。

なんかうるさいのボコられる雰囲気満々。

「1−3?俺も1-3だよ黒崎一護。このでかいのが茶渡秦虎。」

うわー、この人たち余裕で自己紹介しちゃってるよー。

「こっちこそよろしくな」

茶渡が頭を下げる。

「あっちは?」

黒崎とかいう奴が、こっちを向いた。

「さあ?」

小島が相槌を打った。

「まてよ・・・・・・、あいつどっかで・・・・・。」

一護は考えた。

「ああ!!空手の試合でたつきと対等に闘りあった柊一中の!!」

うわー、名前ばれちゃった。

しかもなんか知らない奴に名前覚えられてるよ・・・・・。

「よろしくな!」

「よ、よろしく・・・・?」

「で、あっちは?」

うるさいののほうを黒崎が向いた。

「ああ、浅野啓吾。勉強はダメだけど頭がいいんだ
ぼくの百倍良い奴だよ。」

「・・・・・・・すげえなお前。」

黒崎が言った。

「え?」

「イヤ。トモダチのこと訊かれてそんだけいいとこばっか
答える奴もめずらしいなと思ってさ。」

黒崎が、上着のファスナーをあける。

、ちょっと浅野助けるの手伝ってくれ。それと小島
言い訳は得意か?」

私は、仕方なく鞄を置いて、上着を脱いだ。

ま、いいや。

もとはといえば、どいつか適当になぐり飛ばして、逃げようと思ってたんだし。

「病的に上手いよ。」

「オーケー。そんじゃ、五分で考えといてくれ。俺らが浅野を助けても
停学にならずにすむとびきり出来のいいやつをな。」

 

そして五分後。

私等はあいてを片付けて、教室に向かった。

SHR,入学式と終えて、HRがあった。

私は、黒崎の後ろに座った。

「じゃあ、めんどくさいけど、一人づつ自己紹介してもらおうかな!
最初に誰にしてもらおうか。」

そうやって、指名されていった。

一人一人、教壇にたって、挨拶をする。

「じゃあ、次。!」

私が呼ばれた。

教壇にまで、歩いていって。

「初めまして、柊一中のです。
こんな顔で、ガクラン着てますけど
女なんでよろしく。」

えええ―――!!

と教室中が騒いだ。

まあそりゃ騒ぐだろうな。

でもそうしておかないと、後々大変だもん。

「女かよ・・・・?!」

誰かがつぶやいた。

「ちょっとごめん。」

先生が私の胸を触った。

「きゃあ?!何するんですか先生!」

「ほ、ほんとだ・・・・・。まいいや。
別に女子でもガクラン着てて構わないよ」

 

構わないんだ・・・・・。

 

ざわめきの中私は席に戻った。

 

 

 

 

HRが終わってすぐ。

多分他のクラスのやつ等が入ってきた。

「よお、一護。お前のクラス、なんか妙に騒がしかったじゃねーか。」

これまた赤い髪。

「なんか珍しいのでもいたのか?」

小さくて、銀髪。

「恋次、冬獅郎。ああ、の事か。こいつが女だってんで騒いだだけさ。」

「おんなあ?!」

恋次が、私の顔をじろじろ見た。

冬獅郎のほうも、ボケっと見ている。

「ま、よろしくな、俺は、阿散井恋次だ。」

赤い髪のほうが、いった。

「俺は、日番谷冬獅郎。」

です。よろしく。」

 

 

私は後に、女だと言わなければ良かった、と後悔する事になる。