+お姫様抱っこ+
「全く、てめえは一体何やってんだ!」
リューグは、呆れたようにトリスにいった。
「だってえ〜、迷っちゃったんだもん。」
トリスは、困った顔で言った。
「まったく、ケーキ配達のバイト途中で道に迷うなんて・・・・・。ここどこかわかってんのか?」
「わかんない・・・。」
トリスは俯いて言った。
「ここは、再開発地区だ。あっちに行けば住宅街だ。住宅街の入り口まで、送ってやっからよ。」
「うん、ありがとう・・・。」
リューグはトリスの手をひいて歩き出した。
ずっと沈黙が続いていた。ただ聞こえるのは、自分の足音とリューグの足音。それと、にぎわう人の声。
先に沈黙を破ったのはトリスだった。
「ねえ、リューグ。」
「何だ?」
「どうして、手をつなぐんだろう?」
「はあ?」
リューグは呆気に取られた。
「今さ、一組のカップルを見てたんだけどさ、手をつないでたんだよね・・・。」
「それで?」
「あの人たちは、恋人。あたしたちは、ただの友達・・・。そう思うのはいけないかな?」
トリスは、リューグの顔を見ずに言った。
「てめえの勝手だ。俺はどっちかって言うとこ」
「トリスさあああああああああああん!!!!!」
でたよ。
銀髪大馬鹿吟遊詩人。
「いつもの貴女も愛らしいですが、今日の貴女も、愛らしいですううううううう!!!!!」
「あれは、大馬鹿吟遊詩人!おいトリス、逃げるぞ!」
リューグは、とリスを引っ張って走り始めた。
「まってください、トリスさああああああん!!!!!!!」
レイムは走る速度を上げた。
「まって、りゅーぐ。そんなに速く走ったら、あたしこけちゃうよ。」
トリスは、ぜいぜい言っていた。
「じゃあこうするから、しっかりつかまってろよ!」
ひょいと、リューグはトリスを抱えた。(お姫様抱っこ)
「このまま、ギブソンちまで走るからな!」
「え?」
ダッシュで、商店街を走り、繁華街を走り、高級住宅街へすすみ、ギブソン邸へかけこんだ。
ギブソン邸にいた他の仲間たちは、どんな目でリューグ達をみたのだろう?
まあそれはご想像にお任せするが、リューグが言いかけた言葉は、
「恋人がいい。」
である。
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いみわかんねえええええええ!!!!!!!
なんだこれは?一体全体何なんだああああああ!!!
リュトリのつもりです。
実を言うと、お姫様抱っこをさせてみたかった、それだけなのです。
ごめんなさい。