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直近の宝くじ当選番号一覧
2022年6月13日(月)抽選
2021年12月31日(金)抽選
2021年10月29日(金)抽選
参考:昨年のハロウィンジャンボ宝くじ
2020年10月27日(火)抽選
直近の宝くじ販売実績額(売上)
2018年 |
2019年 |
2020年 |
2021年 |
2022年 |
---|---|---|---|---|
940億円 | 1,052億円 | 1,130億円 | 1,078億円 | ????億円 |
2018年 |
2019年 |
2020年 |
2021年 |
2022年 |
---|---|---|---|---|
258億円 | 227億円 | 271億円 | 281億円 | ???億円 |
2018年 |
2019年 |
2020年 |
2021年 |
2022年 |
---|---|---|---|---|
491億円 | 501億円 | 591億円 | 521億円 | ???億円 |

【ドリームジャンボ宝くじ 直近販売実績額】
2018年 |
2019年 |
2020年 |
2021年 |
2022年 |
---|---|---|---|---|
303億円 | 284億円 | 156億円 | 249億円 | 331億円 |

【バレンタインジャンボ宝くじ 直近販売実績額】
2017年 |
2018年 |
2021年 |
2022年 |
2023年 |
---|---|---|---|---|
213億円 | 204億円 | 230億円 | 246億円 | ???億円 |
【全国通常宝くじ 直近販売実績額】
2019年 |
2020年 |
2021年 |
---|---|---|
416億円 | 376億円 | 444億円 |
※全国通常宝くじとは春の開運宝くじ等を指します。
【スクラッチ 直近販売実績額】
2019年 |
2020年 |
2021年 |
---|---|---|
575億円 | 537億円 | 503億円 |
全国の有名店に軒を連ねる「宝友」の売場
過去5年間(2015年〜2019年)。
高額当選を続出させている宝くじ売り場の“ジャンボ宝くじ”における1等配当本数の推移は、どのように変貌を遂げてきたか。
2020年以降のコロナ禍の昨今は、営業自粛や営業時間を大幅に短縮している宝くじ売場が数多くあり、正確なデータが取れません。
1等同本数の場合は1等総額の多いほうが上位順位
1等同本数・1等総額が同額の場合は直近の高額当選の新しいほうが上位順位
順位 | 売場名 | 当選本数 |
---|---|---|
西銀座チャンスセンター | 20本 | |
大阪駅前第4ビル特設売場 | 10本 | |
名駅チャンスセンター | 8本 | |
有楽町大黒店宝くじ売場 | 5本 | |
南海難波駅構内1階売場 | 4本 |
総額137億円
直近高額当選:年末ジャンボ宝くじ(第818回全国自治宝くじ) 10億円×2
総額78億円
直近高額当選:年末ジャンボ宝くじ(第818回全国自治宝くじ) 10億円
名駅チャンスセンター
総額56億円
直近高額当選:年末ジャンボ宝くじ(第818回全国自治宝くじ) 10億円
有楽町大黒店宝くじ売場
総額46億円
直近高額当選:年末ジャンボ宝くじ(第731回全国自治宝くじ) 10億円×2
南海難波駅構内1階売場
総額28億円
直近高額当選:年末ジャンボ宝くじ(第731回全国自治宝くじ) 10億円
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オータムジャンボ宝くじを除いて“3大ジャンボ宝くじ”を制覇。
2014年のサマージャンボ宝くじから数えると、余裕のグランドスラム達成の年。
2015年が最後の最盛期となる。
2015年 | グリーン | ドリーム | サマー | オータム | 年末 |
---|---|---|---|---|---|
西銀座 |
1等+前後賞
=6億円 |
1等+前後賞
=7億円 |
1等+前後賞
=14億円 |
的中なし | 1等+前後賞
=10億円 |
サマージャンボ宝くじ(第681回全国自治宝くじ)で1等+前後賞合わせて7億円が2本。この年の年末ジャンボ宝くじ(第688回全国自治宝くじ)で初の高額賞金額となった1等・前後賞合わせて10億円を加算すると、2015年だけで37億円の総額となる。
西銀座のワンポイント 1
毎ジャンボ宝くじで連続当選を果たしていた西銀座が、オータムジャンボ宝くじで外してしまった(1等コンプリート時代の当時では逆に驚異)。
2015年オータムジャンボ宝くじ(第685回全国自治宝くじ)販売終了の時点での西銀座の売上予測は16億円〜20億円。
1ユニット(30億円)を売り切ることができず、1等を逃してしまったと予想される。
※元々グリーンジャンボ宝くじ、オータムジャンボ宝くじは需要薄で、西銀座でも1ユニット分を売り切るのは稀。
前年(2014年)の売上予測は15億円〜18億円だが1等を輩出。この辺りは、売り場の抽選券入庫の運といえる。
ちなみに2015年のオータムジャンボ宝くじの売上は387億円(天井が390億円)と現代では驚異のほぼ完売状態。
2016年 | グリーン | ドリーム | サマー | オータム | 年末 |
---|---|---|---|---|---|
西銀座 |
1等+前後賞
=6億円 |
1等+前後賞
=7億円 |
的中なし | 的中なし | 1等+前後賞
=10億円 |
2016年は3本で総額23億円。
西銀座のワンポイント 2
前年のサマージャンボ宝くじで1等+前後賞7億円を2本も輩出した西銀座が一転。
※2015年は1等当選組の「01組」が功を奏したか。
2016年サマージャンボ宝くじ(第696回全国自治宝くじ)販売終了の時点での西銀座の売上予測は25億円〜28億円。
前年(2015年)もほぼ同じ売上予測だが、2016年は1等が網の目に入って逃してしまったと予測される。
ちなみに2016年のサマージャンボ宝くじの売上は541億円(天井が690億円)と達成率78.5%で、2014年から虚実に600億円を切るようになった。
2017年以降は、西銀座チャンスセンター公式ホームページに掲載されている。
大阪駅前第4ビル特設売場は、2012年の年末ジャンボ宝くじで1等5本、翌2013年も1等4本。
この短い期間では西銀座チャンスセンターの実績を超えていた。
しかし2015年以降、年末ジャンボ宝くじが1ユニット30億円から60億円に増額されて以後、1等本数は減少。2017年〜2018年の年末ジャンボ宝くじでは1等0本の冬の時代を迎えた。
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南海難波駅構内1階売場は以前から近畿では人気の売り場。
2018年以降1等を輩出していない中、近年ではある宝くじ売り場が代わって頭角を現している。
順位 |
売場名 |
当選本数 |
---|---|---|
6位 |
磯上チャンスセンター | 3本 |
7位 |
名鉄観光名駅地下支店宝くじ売場 | 3本 |
6位 磯上チャンスセンター ↑人気急上昇中↑
総額19億円
直近高額当選:サマージャンボ宝くじ(第800回全国自治宝くじ) 7億円
7位 名鉄観光名駅地下支店宝くじ売場
総額17億円
磯上(いそのかみ)チャンスセンター。2016年サマージャンボ宝くじ(第696回全国自治宝くじ)の7億円を皮切りに、2018年ハロウィンジャンボ宝くじ(第765回全国自治宝くじ)5億円、2019年サマージャンボ宝くじ(第800回全国自治宝くじ)7億円と怒涛の高額当選を連発。総額19億円。地元では知らない宝くじファンが居ないほどの人気店に急成長を遂げた。
先の“特設参加業者窓口”である大阪駅前第2ビルラッキーセンターと同じく宝友が運営する宝くじ売り場の一つである。
しかし、記録は塗り替えられるもの。2018年末までは、磯上(いそのかみ)チャンスセンターが番狂わせな宝くじ売り場として全国の有名店に一気に軒を連ねるまでにランクインしていたが、ある宝くじ売り場が2018年末以降、一気に追い打ちをかけてきた。
順位 |
売場名 |
当選本数 |
---|---|---|
8位 |
みずほ銀行熊本支店 | 2本 |
9位 |
モノレール羽田空港駅南口宝くじ売場 | 2本 |
10位 |
東名高速道路海老名(下り)宝くじ売場 | 2本 |
8位 みずほ銀行熊本支店 2年連続10億円
総額20億円
直近高額当選:年末ジャンボ宝くじ(第818回全国自治宝くじ) 10億円
9位 モノレール羽田空港駅南口宝くじ売場
総額17億円
10位 東名高速道路海老名(下り)宝くじ売場
総額17億円
みずほ銀行熊本支店。いわゆる“お堅いみずほ銀行支店”である。
2018年年末ジャンボ宝くじ(第770回全国自治宝くじ)10億円を皮切りに、翌年年末ジャンボ宝くじ(第818回全国自治宝くじ) 10億円と2年連続高額当選。1等本数では磯上チャンスセンターに1本劣るが、総額20億円と総額では全国で6位のランクインに該当する。
モノレール羽田空港駅南口宝くじ売場は2015年年末ジャンボ宝くじ(第688回全国自治宝くじ) 10億円と2016年ドリームジャンボ宝くじ(第694回全国自治宝くじ) 7億円以降は1等なし。
東名高速道路海老名(下り)宝くじ売場は2015年ドリームジャンボ宝くじ(第678回全国自治宝くじ) 7億円以降、直近の2019年年末ジャンボ宝くじ(第818回全国自治宝くじ) 10億円と幅を利かせている。
順位 |
売場名 |
当選本数 |
---|---|---|
11位 |
地下鉄京都チャンスセンター | 2本 |
12位 |
横浜ダイヤモンドチャンスセンター | 2本 |
13位 |
京葉交差点宝くじセンター | 2本 |
11位 地下鉄京都チャンスセンター
総額15億円
直近高額当選:ハロウィンジャンボ宝くじ(第765回全国自治宝くじ) 5億円
12位 横浜ダイヤモンドチャンスセンター
総額14億円
13位 京葉交差点宝くじセンター
総額14億円
京都の大御所宝くじ売り場地下鉄京都チャンスセンターは、2015年年末ジャンボ宝くじ(第688回全国自治宝くじ)で10億円以来の高額当選。ハロウィンジャンボ宝くじ(第765回全国自治宝くじ) 5億円の輩出で、過去5年間で15億円の1等総額となる。
神奈川の大御所宝くじ売り場横浜ダイヤモンドチャンスセンター。
2017年ドリームジャンボ宝くじ(第718回全国自治宝くじ)で7億円、2018年サマージャンボ宝くじ(第754回全国自治宝くじ)で7億円とやや1等的中間隔が空いている。
過去5年間で14億円の1等総額。
京葉交差点宝くじセンターは夏のサマージャンボ宝くじに奮闘しており、2016年サマージャンボ宝くじ(第696回全国自治宝くじ)で7億円、2019年サマージャンボ宝くじ(第800回全国自治宝くじ)で7億円、1等総額14億円と総額では並み居る“大御所売り場”とそん色がない実績をたたき出している。
順位 |
売場名 |
当選本数 |
---|---|---|
14位 |
宝くじロトハウスJR千葉駅前 | 2本 |
15位 |
夢ステーションなんばウォーク東店 | 2本 |
16位 |
浅草橋東口駅前宝くじ売場 | 2本 |
14位 宝くじロトハウスJR千葉駅前
総額14億円
直近高額当選:サマージャンボ宝くじ(第723回全国自治宝くじ) 7億円
15位 夢ステーションなんばウォーク東店
総額14億円
16位 浅草橋東口駅前宝くじ売場
総額14億円
宝くじロトハウスJR千葉駅前と夢ステーションなんばウォーク東店ともに、直近の高額当選が3年前の夏と間隔が空いている。
宝くじロトハウスJR千葉駅前の2017年サマージャンボ宝くじ(第723回全国自治宝くじ)で7億円の前が、2016年ドリームジャンボ宝くじ(第694回全国自治宝くじ)の7億円。
夢ステーションなんばウォーク東店の2017年サマージャンボ宝くじ(第723回全国自治宝くじ)で7億円の前が、2015年サマージャンボ宝くじ(第681回全国自治宝くじ)の7億円。
「秀じい」で有名な浅草橋東口駅前宝くじ売場だが、まだサマージャンボ宝くじがそこそこ売れていた頃(天井が690億円、売上541億円)の2016年が最後の1等。その前の1等が、2015年ドリームジャンボ宝くじ(第678回全国自治宝くじ)の7億円までさかのぼる。
無名だった磯上チャンスセンターが売上低迷のジャンボ宝くじにあっても1等を連発する中、これら名店もやや過去の栄光になりつつある。
順位 |
売場名 |
当選本数 |
---|---|---|
17位 |
池袋東口西武線駅構内宝くじ売り場 | 2本 |
18位 |
東神奈川イオンチャンスセンター | 2本 |
17位 池袋東口西武線駅構内宝くじ売り場
総額12億円
直近高額当選:サマージャンボ宝くじ(第800回全国自治宝くじ) 7億円
18位 東神奈川イオンチャンスセンター
総額12億円
池袋東口西武線駅構内宝くじ売り場は公式ホームページに掲載されている通り、併売宝くじ(●●ジャンボミニ)の1等当選、ジャンボ宝くじの2等当選を数多く輩出してきた名店。
しかし、ジャンボ宝くじの1等にはわずかに届かずあと一歩の当選実績だったが、2018年のハロウィンジャンボ宝くじ(第765回全国自治宝くじ)で悲願の1等・前後賞5億円を輩出。
続く2019年サマージャンボ宝くじ(第800回全国自治宝くじ)で7億円を輩出。
2019年大みそかでは、年末ジャンボミニ(第819回全国自治宝くじ)で1等・前後賞5,000万円も輩出し、全国の有名店に肩を並べている。
東神奈川イオンチャンスセンターは、最後の1等が4年前の2017年サマージャンボ宝くじ(第723回全国自治宝くじ)で7億円と、やや当選間隔が空いている。
イオン系宝くじ売り場は各地域で高額当選を輩出しているが、全国の超有名店と比較するとこの東神奈川イオンチャンスセンターが唯一のランクインである。
順位 |
売場名 |
当選本数 |
---|---|---|
19位 |
ジョイフル本田ニューポートひたちなか店宝くじ売場 | 2本 |
20位 |
名古屋ラッキーセンター | 2本 |
19位 ジョイフル本田ニューポートひたちなか店宝くじ売場
総額11億円
直近高額当選:サマージャンボ宝くじ(第754回全国自治宝くじ) 1等の前賞1億円
20位 名古屋ラッキーセンター
総額11億円
ジョイフル本田ニューポートひたちなか店宝くじ売場も茨城県では超がつく有名店。
ジョイフル系列店がジャンボ宝くじや数字選択宝くじで高額当選を量産しているのは有名。
ランキング外のジョイフル本田ニューポート古河店宝くじ売場も2019年サマージャンボ宝くじ(第800回全国自治宝くじ)で1等と1等の前賞6億円を輩出。
公式ホームページにもあるようにすべての系列店を加算すると凄まじい総額になるが、全国の超有名店とランキングで競合するとジョイフル本田ニューポートひたちなか店宝くじ売場でも19位でランクイン。
過去5年間の1等では、2015年の年末ジャンボ宝くじ(第688回全国自治宝くじ)で10億円と2018年サマージャンボ宝くじ(第754回全国自治宝くじ)で1等の前賞1億円の2つのみ。
ジョイフル系列店では、これが唯一のランクイン店である。
名古屋ラッキーセンターも同じく、2018年サマージャンボ宝くじ(第754回全国自治宝くじ)で1等の前賞1億円。
この1つ前が、2017年の年末ジャンボ宝くじ(第731回全国自治宝くじ)で10億円を輩出。
ジャンボ宝くじ全盛時代(〜2007年頃)に高額当選を連発しマスコミに登場した宝くじ売り場は数多い。
しかし、宝くじの売上低迷が叫ばれる昨今で磯上チャンスセンターのように短い期間に超絶実績を連発する宝くじ売り場こそ真の幸運の売り場かもしれない。
2019年〜2021年 微増する宝くじの売上
まだ新型コロナウイルスが蔓延していなかった、2019年(令和元年)末の年末ジャンボ宝くじ(第818回全国自治宝くじ)は、微増の売上を保持。
【年末ジャンボ宝くじ(第818回全国自治宝くじ)】
予定売上 |
販売実績額 |
達成率 |
前年比 |
---|---|---|---|
1,380億円 | 1,052億円 | 76.2% | 112% |
年は変わり、2020年(令和2年)東京2020協賛ジャンボ宝くじ(第827回全国自治宝くじ)の販売途中で世界中に新型コロナウイルスが蔓延。抽せん会は、無観客抽せんで行われた。
この時点では、販売自粛をする宝くじ売り場は見受けられなかった。
【東京2020協賛ジャンボ宝くじ(第827回全国自治宝くじ)】
予定売上 |
販売実績額 |
達成率 |
前年比 |
---|---|---|---|
300億円 | 204億円 | 68.0% | 95.8% |
達成率こそ70%すら切っている壊滅的な売上だが、予定発行ユニット数を上回った年は、2011年度(2012年発売)の東日本大震災復興支援グリーンジャンボ宝くじ(第617回全国自治宝くじ)の達成率167.3%と2012年度のオータムジャンボ宝くじ(第630回全国自治宝くじ)の達成率100%(オータムジャンボ宝くじはユニットの増刷なし)が最後である。
つまり2012年以降、ユニットの増刷は行われていない。
前年比を見ると、2019年(令和元年)と比較しても大きく目減りはしていない。2019年2月(平成31年/バレンタインジャンボ宝くじ)の販売実績額は213億円(天井360億円)。新型コロナウイルスに関わらず、グリーンジャンボ宝くじ系の売上は伸びない。
発売は2020年2月3日〜2月28日だったので、世間の意識は次第に目に見えぬ脅威の新型コロナウイルスへ向けられ、宝くじどころではなくなった点が読み取れる。
続くドリームジャンボ宝くじ(第840回全国自治宝くじ)は、前代未聞の東京「宝くじドリーム館」にて行われ、「無観客抽せん」+報道機関も入れない完全な密閉状態で行われた(抽せんの模様は後日「宝くじ公式チャンネル」にて公開された)。
東京2020協賛ジャンボ宝くじ(第827回全国自治宝くじ)以降に“大きく動いた点”は、宝くじ公式サイトでのインターネット販売の売上だった。
【宝くじ公式サイトシェア率(〜東京2020協賛)】
年末 |
東京2020 |
---|---|
4.2% | 8.7% |
2018年(平成30年)の年末ジャンボ宝くじ(第770回全国自治宝くじ)から開始した、ジャンボ宝くじのインターネット販売。
開始当初は宝くじ公式サイト販売のシェア率は、僅か4%〜6%台にとどまっていた。
この販売シェア率で分かることは、百分率で見れば宝くじ公式サイトの販売額など、しょせんその程度だという点。95%以上は実店舗での販売シェア率であり、懸念されていた「ジャンボ宝くじのインターネット販売を実施すると実店舗の売上に甚大な影響を及ぼす」など有り得ないということ。
2019年(令和元年)末の年末ジャンボ宝くじ全体(年末ジャンボ宝くじ+ミニ)の販売実績額は約1,400億円に対し、4.2%ということは58.8億円。ほぼ1ユニット分(60億円)だが、年末ジャンボ宝くじ+ミニの合算の4.2%なので必ずしも(年末ジャンボ宝くじで)1等が1本が出るとは限らない。
続く東京2020協賛ジャンボ宝くじ(第827回全国自治宝くじ)を見て一目瞭然。これまでほぼ4%台(ハロウィンジャンボ宝くじ(第811回全国自治宝くじ)のみ6.8%)で推移してきた宝くじ公式サイト販売のシェア率が、新型コロナウイルスの影響により一気に8.7%と過去最高のシェア率を叩き出す。
【宝くじ公式サイトシェア率(〜サマー)】
ドリーム |
サマー |
---|---|
15.8% | 9.4% |
そして、新型コロナウイルスが本格的に脅威の的として認識し始め、政府が「STAY HOME」を掲げ始めると、宝くじ公式サイト販売のシェア率は15.8%と2ケタを叩き出す。
ただこの数値は一見多く見えるが、この頃に厳しい行政指導、みずほ銀行指導により、ほぼすべての宝くじ売り場が営業を休止している(告知の抑止)。
つまり、ほぼ宝くじ公式サイトでしかドリームジャンボ宝くじ(第840回全国自治宝くじ)及びドリームジャンボミニ(第841回全国自治宝くじ)を購入できない事態に陥っている。ドリームジャンボ宝くじ発売中盤以降、店舗営業を再開した経緯になっている。
【ドリームジャンボ宝くじ(第840回全国自治宝くじ)】
予定売上 |
販売実績額 |
達成率 |
前年比 |
---|---|---|---|
360億円 | 155.9億円 | 43.3% | 54.9% |
それが、ドリームジャンボ宝くじ(第840回全国自治宝くじ)の販売実績額約156億円と、ジャンボ宝くじ史上最低額を記録するまでに至った。
予定発行数12ユニット、予定販売実績額360億円。実に、達成率43%。前年比約55%。このような非常事態でも、全国に約5人の億万長者が誕生している。
併売宝くじのドリームジャンボミニ(第841回全国自治宝くじ)も壊滅的な売上で終了。
この壊滅的売上は緊急事態ゆえに、みずほ銀行も不本意ながら受け入れているであろう。
【ドリームジャンボミニ(第841回全国自治宝くじ)】
予定売上 |
販売実績額 |
達成率 |
前年比 |
---|---|---|---|
180億円 | 48億円 | 26.6% | 42.1% |
予定発行数6ユニット、予定販売実績額180億円。
ところが、この特集の表題にあるように、続くサマージャンボ宝くじ(第848回全国自治宝くじ)では、過去5年間で最高額の売上を達成する。
【サマージャンボ宝くじ 過去5年間 販売実績額】
2016年 |
2017年 |
2018年 |
2019年 |
2020年 |
---|---|---|---|---|
541億円 | 478億円 | 491億円 | 501億円 | 591億円 |
予定発行数21ユニット、予定販売実績額630億円。
何と過去5年間で最高額の売上を叩き出した。前年比118%増。
「予定売上の93.8%に過ぎないではないか」と言うなかれ。
実際にユニットの増刷が行われたのは、2008年以前にまでさかのぼる。
つまり、過去12年以上はユニットの増刷が行われていない。もちろん、宝くじバブルだった2000年台(〜2009年)までの4ケタ億円には遠く及ばない。
予定売上が600億円台と低く見積もられた経緯は、2014年サマージャンボ宝くじ(第663回全国自治宝くじ)までさかのぼる。
2011年以降、それまで予定売上780億円(26ユニット)に見積もられていたが、2014年のサマージャンボ宝くじ(第663回全国自治宝くじ)で596億円(2020年とほぼ同額)と達成率76.4%と失態を被る。
これ以降、サマージャンボ宝くじは予定売上600億円台と“ひ弱った見積もり”で推移してきたが、各年度の達成率70%台〜80%台と伸びなかった。
2020年の591億円は、近年稀に見る大収穫なのである。
新型コロナウイルスが蔓延して以降、宝くじの売上は回復しつつある。
一説には、コロナ禍によるテレワークに伴う在宅時間の増加+宝くじ公式サイトの“インターネット販売”の普及・認知が相互作用で上手く押し上げ要因になったとの見解がある。
この間にも、2020年度のハロウィンジャンボ宝くじ(第855回全国自治宝くじ)は前年比100%超え、年末ジャンボ宝くじ第862回全国自治宝くじ)は発売段階で既に前年比100%を超えている。これはインターネット販売+実店舗共にである。
インターネット販売は開始2年に過ぎず、まだまだ伸びしろが充分にある。
今後の販売実績額に注目していきたい。
2020年度〜2021年度 数字選択式宝くじ 販売実績額
2021年度 |
販売実績額 |
抽せん回数 |
1回号辺り平均 |
前年比 |
前年比% |
---|---|---|---|---|---|
807.08億円 |
250回 |
3.23億円 |
−17.98億円 |
97.8% |
|
974.73億円 |
46回 |
21.19億円 |
−236.77億円 |
80.5% |
|
1,554.21億円 |
94回 |
16.35億円 |
+128.39億円 |
109.0% |
|
270.64億円 |
47回 |
5.76億円 |
+14.74億円 |
105.8% |
|
139.73億円 |
48回 |
2.91億円 |
+18.88億円 |
115.6% |
|
8.15億円 |
250回 |
300万円 |
−0.99億円 |
89.2% |
|
累計 |
3,746.40億円 |
− |
− |
−92.74億円 |
97.6% |
※2022年3月までが2021年度
※抽せん回数によっても販売実績額は変わります
※ロト7とロト6はキャリーオーバー発生率で販売実績額は変わります
↑(1年後)↑
2020年度 |
販売実績額 |
抽せん回数 |
1回号辺り平均 |
前年比 |
前年比% |
---|---|---|---|---|---|
825.06億円 |
251回 |
3.29億円 |
+20.41億円 |
102.5% |
|
1,211.51億円 |
46回 |
26.34億円 |
+165.43億円 |
115.8% |
|
1,425.82億円 |
94回 |
15.17億円 |
+36.20億円 |
102.6% |
|
255.91億円 |
48回 |
5.33億円 |
+16.29億円 |
106.8% |
|
120.85億円 |
48回 |
2.52億円 |
−7.32億円 |
94.3% |
|
9.13億円 |
252回 |
400万円 |
− |
− |
|
累計 |
3,839.14億円 |
− |
− |
+231.01億円 |
106.4% |
※着せかえクーちゃんは2020年4月から取り扱い開始
(厳密には着せかえクーちゃんは数字選択式宝くじではありません)
※2021年3月までが2020年度
ジャンボ宝くじと同様に、コロナ禍の中、微増ではあるが新しい数字選択式宝くじビンゴ5以外は前年比100%超えが注目される。
販売実績額の微増に大きく貢献したのは、間違いなくロト7である。特に2021年に突入してからの怒涛の連続キャリーオーバーが白眉で、史上最高繰り越し金額5,826,847,840円(58億円)が発生した。
ビンゴ5のネット購入も可能になり、神木隆之介さん&上白石萌音さんコンビのビンゴ5CMも好評。2017年4月発売開始の新しい数字選択式宝くじ故に、もう少し世間に認知されれば販売実績額も伸びるだろう。
練習問題を解いてビンゴ5に慣れよう!
レッツ!ビンゴ!(*^0^*)ノ
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