第140回ミニロト抽せん実況中継

2002年(平成15年) 3月18日(火曜日)

「監視カメラの総合商社」
2002年(平成14年) 3月19日。
ちょっと見れば東京も少しずつ桜のつぼみが大きくなってきました。早くも一分咲きといったところもあります。
私はこれから3週間くらいの桜の季節が一番好きです。滝廉太郎の「花」を口ずさみながら隅田川の土手を日曜の昼間に歩くのが趣きがありますね。
「春のうららの隅田川・・・」ミニロトでも春が来て欲しいものです。

ところで、今日は書きたくて書きたくてしょうがないことがありますよ。
東京宝くじドリーム館はどうなってしまったのでしょうか?
当会が不審な監視カメラのことを記事に掲載しましたが、今日行って何とびっくり!抽せんが行われる舞台周辺の天井に今までNEC製の不審なカメラが2つしかなかったのに、体裁の異なる黒い球形の監視カメラが新たに4個も取り付けられていました。


こんなにカメラばかり取り付けてどうするつもりなんでしょうか?
別に現金が大量に保管されているわけでもないのに、銀行の窓口以上に過剰な数になってしまいました。
実に3倍増。
我々の取材活動を排除しようとでもしているのでしょうか?
困ったものです。

これでは4月に発足する「みずほ銀行」の先行きが思いやられます。
今回新規に取り付けられた監視カメラはちょっと物々しいもので、レンズから攻撃用のビームでも出そうな感じです。
ドリーム館はもはや「宝くじのメッカ」ではなく「監視カメラの総合商社」になってしまったんでしょうか?

カメラのあまりの多さに新宿歌舞伎町の界隈を歩いているような気分の中で、節目の第140回ミニロトの抽せんが行われました。

第1個目は、「29・ベージュ」が出現。
第127回以来20回目となりました。
昨年の12月11日以来、約3ヶ月ぶりの出現です。

次に出てきた2個目は「20・青」。先週も2個目に「20」が出てきました。
23回目となりましたが、最近ちょっと頻発していますね。
これがロト6に波及する可能性があるかもしれませんね。

期待する3個目は「17・赤」が出ました。
これまた先週の出目で21回目を記録しました。
先週「17」は4個目に出現した数字です。

佳境に差し掛かってきた4個目は「09・黄」。
第135回以来で21回目。
ここまでドンドン数字が小さくなっています。
「08」以下が出るのでしょうか??

最後を締めくくる5個目は「08・ベージュ」が出現しました。
気持ち悪いくらい規則的な出方。
これでボーナス数字が「07」以下だったら何か異変が起きるのでしょうか?

なんでそんなことを気にするのかというと昨年の9月11日、米同時多発テロが起きた日のミニロトが「11」→「07」→「06」→「05」→「03」とスタート地点が「11」と小さかったのに順番に若い数字になって行ったことが頭を掠めました。
ちなみにこのときのボーナス数字は「08」で最後に切り替えしたのですが、そのときと条件が似ているのです。

本数字抽せん機に残された26個のボールがボーナス数字抽せん機に落下して、2名の立会人が26個の球の数を確認。
ボーナス数字は「06・青」が出現しました。
テロの時よりも条件が揃ってしまいました。
明日の朝が怖いよ〜〜〜ぉ。

第140回ミニロト 本番数字 摘出順

29 20 17 09 08

ボーナス数字

06

セット球3回も交換!
いつもなら外部立会人がセット球を決めて6時10分くらいからセット球の計量に入るわけですが、今日は●→△→■→○セットと3回も交換していました。
●セットは「10」が軽く、
△セットは「21」が軽く、
■セットは「04」が軽く、
結局「31」までパスしたのは○セットでした。


今まで、セット球の交換はあっても1回だったんですが、こんなに変えたのは神田氏ですら見たことがないそうです。
一勧の行員は私が素人客の振りをしてかつて訊いてみたら
「当日の湿度によって微妙に重さは変わります。」
と不思議なことを言っていました。
材質が低倍発泡スチロールとはいえ、ウレタン塗装で、自動車の塗装と同じもののようです。
むかしドリーム館のサンダルオヤジが勝ち誇ったように観客に説明していたそうです。

ですが、もし湿気が塗装を透過してしまうなら自動車は雨が降った途端にみんな内部から錆びると思うのですが、どうなんでしょうか?
大学で高分子化合物の物性を研究していた当会主宰の神田氏は
「湿気を気にするよりも、脂やタバコを触った手で球を触れた方がよっぽど誤差が出る」
と含蓄のあるお言葉をいたきました。
「計量前に無意識にハナクソを掘る一勧男性行員だっているわけで、ハナクソが球についていても何ら不思議はない。」
との意見もあるとかで・・・・・。

ただ、今日の計量で気になったのは計量器を操作していた一勧の男性行員のノブの操作に問題があり、針の振幅が大きかったためいつもならはじかれない球がはじかれていたという見方もあったそうです。
念のため。
ひと足先に新球公表!
新球情報一挙公開!
【谷澤 良平・記】

【第140回ミニロト抽せん概況】
1等は1803万円の17口当せん。

「17」「20」と前回の出目を2つ引いてきた。
出目順はボーナス数字を含めて大きい方から小さい方へと規則正しく出現した。
「29」は今年初めての出現で20回の大台乗せ。
ボーナス数字は「06」で、第111回以来の6回目。


売上は10億3676万円となり、前回より2210万円の減少で反落となった。
今回はセット球が計量で3回も交換されるという波乱に見舞われた。
一勧側立会人の計量器の操作の仕方に少々疑問を持ったというのが正直な感想。
【神田 弘一・記】


このページは ミニロト6研究会のコンテンツを原稿元にしています。