2003年(平成15年) 10月7日(火曜日)
「抽せん中に大激震!」
2003年(平成15年) 10月7日。
だんだん秋らしくなってきました。
昨晩の東京は随分涼しくというより寒くなってきてしまいました。布団を1枚余分に掛けなかった人は風邪を引いたことでしょう。
さてさて、今日は東京内幸町は大激震に見舞われました。
というのも、みずほ銀行宝くじ部のメンテナンスの怠慢が原因というなんともお粗末な事実が露呈してしまったのですが。
基本的には常連客もリハーサル抽せんや、行員の手待ち時間、抽せん終了後に噛み付くことが多い(というより、連中の立場を配慮してその時間に噛み付いているというのが正しい)のですが、今日は抽せん中にとんでもないトラブルが発生し、場内は一時騒然となりました。
しかも、今回が初めてのことではないのが更に観客の心証を悪くしています。
【リハーサルと計量の状況】
リハーサル抽せんは6時丁度に始まりました。
特に問題はなく淡々と抽せんが進められました。
リハーサル数字は「24→22→28→15→31」で出現しました。
ボーナス数字は「29」が出現。
第220回ミニロトリハーサル数字 摘出順
ボーナス数字
当欄でもよく紹介しますが、電車でGO!のあの人です。
物凄い真面目な人です。
みずほ側立会人は調査役のM氏という小柄な体格の良い人でした。
【今日のボタン押し女性行員】
范文雀激似のオバサン。
なかなか名札をつけない人で、付けてもあの趣味の悪いみずほのスカーフで隠していたんですが、本名がやっと分かりました。
というより、かつて、みずほの行員がこの人の名前を場内で大声で呼んでいたことがあったので、不確実なるも私は分かっていましたが、今回やっと確信しました。
そういえば、みずほの宝くじ部の行員の名刺をとある筋から入手しました。
誰のかは言いませんが、世の中狭いということなんでしょうか?
【本番に突入】
売上は辛うじて10億円台をキープしましたが、来週は月曜日が体育の日であるため、再度10億円割れが懸念されます。
ミニロトの抽せんは殆ど閑古鳥状態。
観客は殆どいません。ナンバーズよりはいるようですが、観客増加策をみずほ銀行は考えるべきです。
場内の観客が1等を期待して見つめる第220回ミニロトの抽せんが始まりました。
しかし、司会受付嬢が「それでは準備致します。」と言って立会人からアクリル製のケースに入った31個の球を受け取るとき、なにやら受渡にてこずっていましたが、実はいつもと違うセッティングをしていたため渡す方も受け取る方も戸惑っていました。
説明すると難しいのですが、こういうことには気を使って欲しいものです。
注目する第1個目は「11・紫」が出現してきました。
第202回以来の出現で42回目を記録しました。
新球では2回目の出現です。
今日使用されたセット球はJセット。
小生の予想通り。
Jセットは「11」が非常に良く出ます。
ただ、ここで、舞台下手の後方の本数字抽せん機側壁に7個の球がくっついたまま。
抽せんはそのまま続けられましたが、ボーナス数字抽せんに移るときにトラブルが起きそうな予感がしました。
期待する2個目は「21・緑」が出現してきました。
連続出現で35回目となりました。
新球では3回目。
注目する第3個目は「29・ベージュ」が出現してきました。
2回前の出目で通算で30回の大台に乗せてきました。
新球になってからは6回目と大爆走中です。
「29」はかつて「15」とともに超低空飛行をしていた数字でしたが、セット球の材質が変更されてから物凄い勢いで出現ラッシュとなっています。
不思議ですね。
佳境に差し掛かってきた4個目は「10・赤」が出現。
第212回以来の出現で通算で45回目を数えました。
新球でも8回目と快走中です。
最後を〆る5個目は「09・黄」が出現しました。
2回前の出目で34回目、新球では5回目となりました。
何と「09・10・11」の3連数字が出現してきました。
ボーナス数字抽せん機に26個の球を落下させるとき、本数字1個目の抽せん後のトラブルの予感がズバリ的中してしまいました。
まったく同じ、舞台下手後方の部分に「04・紫」と「18・紫」の2球が本数字抽せん機の側壁に張り付いたままで落下しません。
この状況はみずほ側の行員は誰もが気が付いていたようで、外部立会人の鈴K氏がみずほのM氏に
「場内の向かって説明してください」
と小声で要請。
ここで、常連客が証拠写真を2枚撮影。
みずほのM氏が
「球が2つ落ちませんでしたので、落とします。」
とのたまい、常連客からは
「球に触るんじゃないぞ!」
と野次。
しかし、「04」はすぐに落下したものの、「18」はどう叩いても落下せず、立会人は困った様子。
そうこうしているうちに球が張り付いたことについて科学的説明をしろと常連客から要求されてしまい、
「抽せんを続けます」
の一点張り。
「18」はなんとか落下し、26個の球を数えて抽せんは続行されました。
もはや誰も注目していないボーナス数字は「05・紺」が出現。
10回目の出現。
第220回ミニロト 本番数字 摘出順
ボーナス数字
→ ボールの不摘出
→ 新たな抽せんルールの追加へ
→ 大阪の抽せんでキャリー
同じ轍を2度踏むな!
どうしてみずほの連中は同じトラブルを繰り返すのでしょうか?
第217回で側壁に球が張り付いたトラブルがあったばかりなのにどうして改善できないのでしょうか?
原因は静電気で、球の材質が変わる前まではそんなに起きなかったのですが、やはり材質が問題のようです。
これから冬になり静電気テンコ盛りの季節に突入するのに、みずほはどうするのでしょうか。
年がら年中ペタペタくっついていたら観客の怒りは頂点に達するでしょう。
ちなみに、静電気防止スプレーの使用は今日立会いに来ていた全国自治宝くじ事務協議会事務強調代理の鈴K氏がダメだと言っていました。
どうするんですか?みずほ殿。
【神田 弘一・記】
→ 新球情報一挙公開!
【第220回ミニロト抽せん概況】
1等は726万の41口当せん。
「21」が連続出現し35回目の出現、「09・10・11」の3連数字が出現してきた。
直近の3連数字出現は第213回の「01・02・03」で、新球になってからは2回目。
「10」は最多出現回数を更新して45回目、新球でも8回目で最多となった。
「29」は30回の大台乗せを実現。
ボーナス数字は「05」で昨年の11月19日以来の久々出現で10回の大台に乗せてきた。
売上は10億0691万円となり、反落となったものの、10億円台は辛うじてキープした。
ボーナス数字抽せん機に球を落下させる際に「04」と「18」が本数字抽せん機に残り、観客を交えた大トラブルが発生した。
【神田 弘一・記】
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このページは ミニロト6研究会のコンテンツを原稿元にしています。