第232回ミニロト抽せん実況中継

2003年(平成15年) 12月30日(火曜日)

「最後の内幸町抽せん!」
2003年(平成15年) 12月30日。
20年以上宝くじの情報発信基地(?と謳われてはいるが、私はそうは思っていないけど。)として親しまれた「東京宝くじドリーム館」が内幸町から京橋に移転するに伴って、今日の第232回ミニロトの抽せんで内幸町のドリーム館はすべての役割を終えることとなりました。

足掛け4年3ヶ月に亘って私はこのドリーム館に足を運び、ミニロトロト6の抽せんを見続けました。
恐らく400回はドリーム館に行っていると思います。

しかしながら、館内の展示物をゆっくり見ることもなく、今日を迎えてしまいましたが、先週の土曜日に、所用があってドリーム館の展示物を見に行きました。
あれだけ常連客にバッシングされながら、ドリーム館の副館長は相変わらずサンダル履き。
しかも、常連客が問題視している、ロトの物品がしまわれている倉庫に鍵を開けて入って行くなど、土曜日はまるで無法地帯。

新ドリーム館ではこのようなことがあってはならないと思います。
ましてや客を出迎えるのに、サンダル履きはないでしょう。
ドリーム館移転計画出る!
京橋前途多難!

【リハーサルと計量の状況】
6時00分丁度にリハーサル抽せんは開始されました。
今日は最後の内幸町ということもあって、私は完全に観客モードで抽せんを見ていました。
もちろんみずほの行員らの動きは完全にチェックしていましたけどね。

ところが、今日は5時開館だったこともあるのでしょうか?
いつもなら司会をする人材派遣会社所属の司会受付嬢が最初からおらず、みずほ銀行宝くじ部の「K崎」氏が司会をしていました。
この人はかつてロト6にCS放送のGAORAが中継に来ていたときに、摘出された球をコールしていた人です。
あのときはもう少し抽せんの司会進行がうまかったような気がしましたが、今日初めてドリーム館の抽せんを見に来た女性に感想を聞いたら「心がこもっていない」と厳しい指摘。
いつもの司会受付嬢と比べれば知的度は高いと思いますが、アシモが司会をしているわけではないのだから、もう少し暖かみがあってもいいはずです。

そういえば、今日は東京証券取引所は大納会。
アシモが手締めに参加していました。
しかも場内には、明らかに東証に行ってからドリーム館に来た観客がおりましたね。
あの赤いビニールの手提げ袋。
はい、あなたのことです。

リハーサル抽せんは淡々と行われ「12→27→31→17→18」と摘出され、ボーナス数字は「21」でした。

第232回ミニロトリハーサル数字 摘出順

12 27 31 17 18

ボーナス数字

21

【今日のボタン押し女性行員】
O塚という古参の女性行員。多分40歳は過ぎています。
外部立会人は第一東京弁護士会所属の中年男性弁護士。
みずほ側は参事役の吉DK弘氏

どうもこの年末の抽せんの係員を見ていると、休日や、年末押し詰まっての抽せんなど、だれもやりたがらない日の抽せんは下っ端の行員が来るような気がします。
これは気のせいでしょうか?

抽せんを仕切るみずほの男性行員を見て、前出の厳しい指摘をした女性曰く
「見ているだけでムカつく」と。
これまた不思議です。

【本番に突入】
第232回ミニロトの抽せんは定刻通り始まりました。
内幸町最後ということもあって、ミニロトにしては多くの観客が集結しました。
内幸町最後のミニロト抽せん
第1個目は「20・紺」が出現してきました。
第215回以来の出現で、新球後2度目、通算で37回目となりました。
これも何かの因縁なのか?
1999年4月13日に行われた第1回ミニロトの抽せんで出現した本数字第1個目は「20」でした。

不思議です。

期待する2個目は「03・ベージュ」が出現してきました。
先週に引き続いての出現で、新球後6回目、通算で38回目となりました。
一応前回の出目マイナス1数字でした。

注目する第3個目は「26・青」が出現してきました。
隔週出現で、新球後6回目、通算では46回目となりました。
「26」は第221回以降暴発気味です。

佳境に差し掛かってきた4個目の抽せんと行きたいところですが、
ここで、ボタン押し女性行員がとんでもないことをしでかしました。

見た目では大したことではないのですが、
きちんと28個の球が均等にプレート上を円運動する前にボタンを押してしまい、何やら変な出方をしました。
偶々球がまとまっているところでボタンを押したゆえトラブルにならなかったようなもので、そうでなかったら少なからず何か起きたと思います。
これについては場内の観客も薄々まずいと思っていたみたいです。


最後を締める5個目は「12・青」が出現しました。
第229回以来の出現で、新球後5回目、通算では32回目となりました。

ボーナス数字抽せん機に26個の球が落下し、2名の立会人が球の数を数えるために舞台に上がりました。
もうだれも注目していないボーナス数字は「31・ベージュ」でした。
通算では5回目、新球になってからは初めての出現でした。

第232回ミニロト 本番数字 摘出順

20 03 26 24 12

ボーナス数字

31
抽せん終了後、ドリーム館の出入り口で館長が黄色いミニタオルを配っていましたが、もう少し派手なイベントがあるのではないかと期待して来た観客もいたようで、少々拍子抜けした最後のミニロト抽せんでした。
【神田 弘一・記】

【第232回ミニロト抽せん概況】
1等は1125万円の26口当せん。

「03・24」が連続出現して通算でそれぞれ38回目と46回目を記録した。
「12」は中2回の間隔を保ち、「20」は新球後2度目の出現。
「26」は通算で46回目を数えた。
ボーナス数字は「31」で通算5回目となり、新球では初めての出現となった。


売上は9億8954万円となり、前回比2053万円の増加なるも、10億円の大台を割り込んだまま2003年を終えた。

ほんとのほんとの最後の数字選択式宝くじの抽せんとなった30日、ドリーム館の館長が黄色いハンドタオルを配って、内幸町との別れを告げた。
【神田 弘一・記】

【年末のご挨拶】
2003年もミニロト6研究会をご愛顧いただきありがとうございました。
来る2004年も徹底的にロトを追求します。
ご支援よろしくお願いいたします。
神田弘一・拝



このページは ミニロト6研究会のコンテンツを原稿元にしています。