2003年(平成15年) 9月16日(火曜日)
「思い込みで3分遅れ?」
2003年(平成15年) 9月16日。
昨日は敬老の日。
どうもまたもや東京宝くじドリーム館付設の宝くじ売り場は祝日になると発売を再度サボるようになった模様です。
来週のミニロトは秋分の日の抽せんです。
どんなにミニロトの観客が少ないとはいえ、売り場を開けないと常連客が暴徒と化す可能性がありますね。
ちなみに、2月11日の建国記念の日のミニロト抽せんでは売り場は閉まっていたという話を聞いています。
この日は私は知人のお通夜に行っていたので実態は知りませんが。
今日はドリーム館内のテレビは西武線の脱線事故の様子が流され、その後、阪神の18年振りの優勝を伝えていました。
しかし、今日は名古屋でとんでもない事件が起きていたことを私はまったく知りませんでした。
【リハーサルと計量の状況】
今日のリハーサル抽せんは定時より2分遅れの6時02分から開始。
これはみずほの抽せんを取り仕切る行員が常連客に質問の回答をしていたことによります。
リハーサルは「16→05→14→10→15」で出現しました。
ボーナス数字は「25」が出現。
第217回ミニロトリハーサル数字 摘出順
ボーナス数字
事務局長代理では一番の新人ですが、今日の本番での立ち回りは合格点でしょう。
この件は後に譲ります。
みずほ側立会人は調査役S原氏。
【今日のボタン押し女性行員】
かなり草創期からボタンを押している鼻の高い女性行員。
少々痩せたような感じがしました。
割と特徴的な出目を示す人です。
ただ、リハーサルの出目でマークシートのほぼ中央の位置に十字を描くようなマークで2等ですからちょっとびっくりです。
【本番に突入】
ところが、今日は6時45分になっても抽せんが始まりません。
抽せん会場の後方でドリーム館の館長と副館長がなにやらモノを言いたそうな雰囲気。
ボタン押し女性行員と、パソコン操作の女性行員は微動だにせず。
立会人が立ち上がってみずほの抽せんを仕切る男性行員に催促したところで、どうも時計が合っていなかったよう。
たしか、ストップウォッチで計時していたはずが、その原則もいつのまにか宙に浮いたようで、なんと3分遅れの本番開始。
第217回ミニロトの注目すべき第1個目は「02・紺」が摘出されました。
前回のボーナス数字が元気良く出現してきました。
第214回以来の出現で44回目を数えました。
これは先に到達していた「10」と並び、ミニロト史上最多出現記録です。
もともと「02」と「10」はよく出現する数字でしたので、あまり驚くことではありません。
期待する2個目は「19・黄」が出現してきました。
第210回以来の出現で31回目の出現。
新球になってからは2回目の出現となりました。
→ 新球情報一挙公開!
注目する第3個目は「23・紺」が出現してきました。
第209回以来の出現で32回目。
佳境に差し掛かってきた4個目は「17・紫」が出現。
連続出現で35回目を記録しました。
先週はここまでずっと奇数が出現していましたが、今日はずっと素数が出現しています。
奇数よりも素数の方が数が少ないですから、またもや変な出目です。
最後を〆る5個目は「08・青」が出現しました。
第214回以来の出現でこれまた35回目の出現。
本数字の抽せんが終わり、ボーナス数字抽せん機に26個のボールを移すのですが、なぜか20個しか落下せず。
リハーサルではこんなことはなかったのですが、本番では静電気による負電荷の発生がかなりあった模様。
このようなことは過去にもありましたが、7個もの球が側壁に張り付いたのは初めてのことです。
ただ、ここで立会人が球を落下させようとしたときに常連客から
「異議アリ」
の発言。
みずほ側のS原氏は球に直接触らずに落下させていましたが、ボーナス数字抽せん機の26個の球をいきなり数えようとしたため、常連客から
「説明しろ」
と言われ、また外部立会人の鈴K氏にも
「説明してください」
と促されたため、
「ボールが残りましたので、落として26個の球があるかどうか確認します」
(というような文言だったと思いますが)
と言っていました。
このとき、先の常連客が
「問題ないのか?」
と言われたため、
「問題ありません!」
と厳しい口調で返答。
抽せんは続けられました。
もうだれも注目していないボーナス数字は「21・緑」が出現して今日の抽せんは幕。
第217回ミニロト 本番数字 摘出順
ボーナス数字
こんなのではやっている意味なし。
ここでびっくりしたのが、外部立会人の全国自治宝くじ事務協議会事務局長代理が
「説明してください」
とはっきり言い切ったことです。
正直そのような言葉が出るとは思わなかったので、ある意味抽せんの立会いの公正さをアピールするのに半歩前進といった感じです。
→ ボーナス数字抽せん機への不落
→ ボールの不摘出
→ 新たな抽せんルールの追加へ
→ 大阪の抽せんでキャリー
金曜日のナンバーズは大失態!
9月12日、たまたま新橋に用事があったので、ナンバーズの抽せんを久しぶりに見ました。
私も完全に観客と化して何にも考えずに抽せんを見ていました。
すると、司会受付嬢はミニロト草創期にずっと司会をしていた鉛筆のような足の持ち主。
抽せんの進行は非常にうまい人で、ほとんど粗相をしないのですが、今回は致命的な大粗相をしてしまいました。
大粗相はナンバーズ4で起きました。
「0」、「5」、「6」、「3」。
矢は「0563」を示していましたが、当せん金額を読み上げる際、当せん数字を「0763」と読んでしまいました。
「大変失礼しました」と謝っていましたが、このようなミスは未だかつて見たことがありませんでした。
今日は抽せん開始が3分も、しかも時計をキチンと合せていなかったのか、変な思い込みをしていたのか判りませんが、みずほ側の粗相が最近多いような気がします。
【神田 弘一・記】
【第217回ミニロト抽せん概況】
1等628万円の46口当せん。
「17」が連続出現して35回目を数え、前回ボーナス数字だった「02」が本数字に格上げされ44回目。
最多出現回数の「10」と並んだ。
「23」は32回目、「08」は35回目となった。
ボーナス数字は「21」で、ボーナス数字としては7回目。
売上は9億7761万円にまで落ち込み、前回比3734万円の大幅減少となり、10億円の大台を割り込んだ。
抽せんを仕切る男性行員の勘違いで抽せんが3分遅れで始まるというハプニングに見舞われた抽せんであった。
【神田 弘一・記】
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このページは ミニロト6研究会のコンテンツを原稿元にしています。