2002年(平成15年) 4月2日(火曜日)
「みずほ一色」
2002年(平成14年) 4月2日。
第一勧業銀行は、富士銀行・日本興業銀行とともに合併・分割により発足した「みずほ銀行」となりました。
→ 一勧最後のミニロト抽せん
今日は所要で東京大手町におりましたが、大手町駅前交差点から見渡せば「みずほ」が3行もあり、なんと非効率的な経営をしているのかとあきれてしまいます。
さっさと店舗は統合すべきでしょう。
しかし、合併行というものは30年くらい経過しないと一体化しないものです。
旧一勧にしても人事部が何十年も2つあったり、旧さくら銀行の人事は旧太陽神戸と旧三井でバランスをとるように配慮し、かつ、さくら銀行となったあとでも旧太陽神戸内では旧太陽と旧神戸でさらにバランスを考えていたというのですから、消費者からみれば茶番劇以外の何物でもありません。
旧態依然の経営姿勢では穀潰しのように公的資金を使うだけです。
ただでさえ国有化に一番近いと目される「みずほ」ですから、汚名返上めざして努力してもらいたいものです。
しかしながら、昨日のシステムダウンは情けない限りです。
29日の夜からシステムを2日半も止めて客に散々迷惑をかけておきながら、一体何をしていたのでしょうか?
私は昨日旧一勧支店から旧富士銀のキャッシュカードでお金を下ろそうとしたら使えないでしょ。
旧富士銀の支店は地下鉄で2つ隣の駅。
ATMコーナーで地蔵のように突っ立っていた行員に聞けば、その2つ隣の駅の支店に行け、さもなくば手数料が掛かりますが向かいのUFJ銀行か東京三菱銀行をご利用くださいと。
しかも手数料は弁償しないというのですから、初日から「みずほ」は信用できなくなってしまいました。
財務相の塩川正十郎も「気持ちが緩んでいる」と怒っていましたが、ろくすっぽマトモな景気対策もできないような塩爺にはそんなこと言う資格は正直無いと思います。
さてさて、東京宝くじドリーム館もこの土日に改修工事が行われ、いくつか変化がありました。
抽せんが行われる舞台の床が張り替えられ、床に4つのライトが埋め込まれました。
舞台の階段も位置が微妙に移動し、少々広くなった感があります。
しかし、抽せん時に舞台後方の壁の電飾が一部光らないなど、ATM同様ドリーム館でも不具合がありました。
「みずほ」となって初めての第142回ミニロトの抽せんが始まりました。
注目すべき第1個目は「24・赤」が出現。
いきなり先週の出目を引いてきました。
27回目の出現。
今日のボタン押し女性行員はリハーサル抽せんでは全く赤球を出しませんでしたが、いきなり来るとは思いませんでした。
ちなみに今日の抽せんで攪拌機から最初に落下してきた球はこの「24」でした。
期待する第2個目は「10・赤」がお出まし。
2個連続で赤球。
第115回ミニロト以来、半年以上のご無沙汰を経て30回の大台乗せ。
最多出現数字「11」に並びました。
ずいぶん長いこと出現していませんでしたから、トップをひた走っていた「10」は「11」に抜かれていました。
ここから「11」を抜きにかかるのでしょうか?
観客が注視する第3個目は「11・紫」が登場。
やはり「10」に追いつかれればすかさず逃げるというロトくじの鉄則のような出方をします。
第136回ミニロト以来の出現で、31回目を記録。
迷ったら「11」というのはまんざらでもないようです。
佳境にさしかかった4個目は「30・黄」が出現。
第138回ミニロト以来29回目の出現。
ミニロト草創期では「30」はよく出現していましたが、最近はやや控えめな出方をします。
「02」と相性がよい数字です。
最後を締める5個目は「25・紫」が出現。
第137回ミニロト以来19回目の出現となりました。
今日の出目は連続数字が2箇所。
しかも色の組み合わせも「赤・紫」と全く同じ。
今日のボタン押し女性行員は青球をよく出す人ですが、今日は目押しをしたのでしょうか。
26個の球がボーナス数字抽せん機に落下し、2人の立会人が数を確認後ボーナス数字抽せん機が回転し始めました。
もう誰も注目していないボーナス数字は「08・ベージュ」が出現。
ボーナスとしては5回目の出現。
第142回ミニロト 本番数字 摘出順
ボーナス数字
不思議な弁護士
今日の外部立会人は第一東京弁護士会所属の若めの男性弁護士。
今まで来た弁護士にはいない挙動を示す人でした。
軽量ではさっさと「OKですね。」と発言し、どんどん先を急ごうとしていました。
急ぐあまり、「09」を床に落下させたり、なんだか落ち着きがありません。
どうしてなのか正直不思議だったのですが、計量終了後、館内にあるファミコンの囲碁ゲームに熱中していました。
ゲームをしたいあまり仕事をおざなりにしては困りますね。
【神田 弘一・記】
【第142回ミニロト抽せん概況】
1等は1108万円の28口当せん。
久しぶりの多めの当せん本数が出現した。
「11」が第136回以来の出現で32回を数え、最多出現回数を更新した。
「10」が30回の大台乗せを実現。
「24」が連続出現。
ボーナス数字は「08」で5回目となった。
売上は10億5005万円となり、前回より1100万円弱の増加となった。
みずほ銀行として初めてのミニロト抽せんとなったが、ドリーム館もところどころ改修工事が行われ、ボタン押し女性行員の制服も新しくなるなど、心機一転という印象。
【神田 弘一・記】
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このページは ミニロト6研究会のコンテンツを原稿元にしています。