2002年(平成13年) 1月8日(火曜日)
ミニロト第130回・抽せん実況中継:「諸悪の根源は自治体?」
1月8日。
新年あけましておめでとうございます。
今年も「SML6(ミニロト6研究会)」をどうぞよろしくお願いいたします。
暦の関係でミニロトもロト6も1週間飛びましたが、今週から平常に戻りました。
今年こそは1等目指して皆さん頑張りましょうね。
さて、東京内幸町は風が強く、かつ冷たいので、外に立っているのがやっとです。
正月には箱根駅伝の沿道で15名の若いランナーを見送っていた宝くじドリーム館ですが、特に昨年と変わったところは見受けられませんでした。
年末にかけて抽せん時の観客が増加していましたが、年が明けてまた昔のように激減してしまいました。
久しぶりに宝くじドリーム館に戻ってきた閑古鳥といったところでしょうか???
今日は5時50分ころから抽せんの準備が始まりました。
今日のボタン押し女性行員はロト6の抽せんでCSが来たときに抽せんされたボールをコールする「K崎氏」でした。
この女性はボタンを押すのがえらい早いので、抽せん進行のピッチがかなり早くなります。
ものの5〜6分で終わってしまいます。
リハーサル抽せんなんか超特急で終わってしまいました。
さて、2002年最初のミニロト第1個目は、「03・ベージュ」が出現。
隔週出現となりました。20回の大台乗せを実現。
今年は午年ならぬ「03」の年となるのでしょうか。
ちなみに1999年最初の第1個目は「20」、2000年は「10」、2001年は「30」でした。
「10」は現在最多出現回数を誇っていますし、「30」も27回を数えていますので、信憑性は高いですね。
次に出てきた2個目は「04・黄」。
第118回ミニロト以来の出現でこれまた20回目の大台乗せとなりました。
いきなり連続数字の波乱でのスタートです。
まさか、「01・02・03・04・05」じゃないだろうなと一瞬考えてしまいました。
「03・04」とカップル出現をしたのは第104回(01年7月3日)以来ほぼ半年振りの出目でした。
期待する3個目は「17・ベージュ」が出ました。
先週来、妙にベージュ球が出てきます。
「17」は第124回以来18回目の出現となりました。
佳境に差し掛かってきた4個目は「11・黄」が出てきました。
第117回ミニロト以来29回目の出現で、最多出現回数の「10」とタイで並びました。
久しぶりに出てきた「11」は「10」と比べると勢いがありますから、簡単に「10」を抜き去って最多出現の座を近いうちに奪うかも知れませんね。
迷ったときは「11」を買えという格言は今年はよく覚えておいてください。
最後を締めくくる5個目は「26・赤」が出現しました。
第112回ミニロト以来25回目の出現でした。
先々週から「24」→「25」の流れがあったことをうっかり見落としていました。
惜しいことです。
本数字抽せん機に残された26個のボールがボーナス数字抽せん機に落下して、2名の立会人が26個の球の数を確認。
ボーナス数字抽せん機が回転し始めました。
ボーナス数字は「05・赤」が出現しました。
ボーナス数字としては6回目の出現。。
よく見れば「ベージュ・黄・赤」のニコニコチートイツが出来てました。
色の分析ももうそろそろ本気にやらねばならないですね。
今年最初のミニロト抽せんはなんら混乱もなく静かに幕となりました。
ミニロト摘出順
セット球
一
二
三
四
五
B
第0130回
Hセット
03 ベ
04 黄
17 ベ
11 黄
26 赤
05 赤
本数字
ボーナス数字
等級 | 口数 | 配当金 |
---|---|---|
1等 | 32口 | 9,784,200円 |
2等 | 172口 | 130,700円 |
3等 | 4,415口 | 8,800円 |
4等 | 116,329口 | 800円 |
一勧の関係者がぼやく。
「・・・スクラッチくじなんか売れると思ってめちゃくちゃだすでしょ。そうやって庶民の財布が傷つくんだよなあ。全く。お金だけ取っていって一枚でも多く売ろうとする努力なんかしないし、面倒なことは全部銀行(一勧)に押し付けるんだから、全く・・・」
これはとある一勧関係者から直接聞いた話です。
寺銭を大量にカッパぐ地方自治体が宝くじの黒幕であることは言うまでもないのですが、最近のスクラッチくじの大量発売には少々私も閉口しています。
ただ、宝くじは不景気にもあまり左右されない売り上げを記録し、自治体はホクホク顔のはずです。
「・・・スクラッチなんか削りカスが出るんだから公害なんだよなあ・・・(前出一勧関係者)」
確かにそうです。
そういえば昔は「インスタントくじは売り切れました」という張り紙があちらこちらの売り場で見られましたが、最近はどうなんでしょうか。
逆に売れ残ったりしているんじゃないでしょうか。
お楽しみ抽せんなんかいつのまにか無くなっているし、一体どうなっていることやら。
ただ、このやたらめったら売り出すという姿勢は昔の郵政省(現総務省)にも見られることです。
切手収集家が記念切手を退蔵させるところに付け込んで、なんだかんだ理由を付けて記念切手を売り出す姿勢と似ています。
この出鱈目な大量発行で私は切手収集が馬鹿らしくてやめました。
最近なんか希少価値とされる「ふるさと切手」に発行枚数が不明確になっていることがあやしい限りです。
金のなる木と勘違いしているのでしょうか?庶民はそこまで馬鹿ではありませんよ。
自治体殿にも同じ言葉を見舞ってやりたいね。
【神田 弘一・記】
【第130回ミニロト抽せん概況】
1等978万円の32口当せん。
2002年のミニロト最初を飾る出目は「03」であった。
「04」が20回の大台乗せを記録し、「11」は29回目の出現で最多出現回数の「10」とタイで並んだ。
ボーナス数字は「05」。
売り上げは10億5900万円と年末の第129回と比較して5631万円の大幅アップ。
例年年始最初の抽せんは売り上げが急落するものの、大健闘といったところか。
【主宰:神田 弘一・記】
このページは ミニロト6研究会のコンテンツを原稿元にしています。
sml6 ミニロト6研究会
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