2001年(平成13年)8月9日(木曜日)
ロト6第45回・抽せん実況中継:「勝手に定義を変えるな!」
8月9日。
今日は久しぶりにマイケル富岡が来ていました。
ゲストは元プロ野球選手の金石昭人。
なんと197cmもの身長で、マイケル富岡よりも背が高いゲストは初めてです。
ロト6は初めてのようで、選んだ数字は自分がつけていた背番号と、自分の嫌いな数字だそうで、今までのゲストとは一風変わったチョイスの仕方です。
自分にまつわる数字を買って、当たったのはヤクルトの高津臣吾の5等くらいですから、金石昭人の着眼点は良かったと思いますが、「今までのゲストで好きな数字を書いて当たった人はいないでしょ。だから僕は嫌いな数字を選んだんですよ。」と一言欲しかったね。
ただし、パフォーマンスはいろいろとやってくれて、いつもならゲストの平凡な「キュー」でロト6の1個目が始まるのですが、金石昭人は投球のモーションを交えながらのキューでした。
1個目はストレートだとか。2個目はフォークだって。
今日宝くじドリーム館に参上した第一東京弁護士会の弁護士は何と黒いハットをかぶってのご出勤。
よくみりゃ高橋是清激似の弁護士でした。
実はこの弁護士、球を厳密に数えており、個数のチェックにえらく時間が掛かっていました。
リハーサル抽せん4個目で非摘出を想定して練習をしていましたが、クソ真面目に球を数えていたため、舞台からなかなか降りず、CS(GAORA)の中継リハーサル抽せんは結局時間オーバー。
第45回ロト6 リハーサル抽せん数字
ボーナス数字
いつも思うのですがどうしてそんなに早く数えられるのかと思います。
金石昭人のストレートモーション混じりのキューで始まった第45回ロト6の1個目は「緑28」が出現。
金石昭人の買い目に「28」はなし。
場内は何も反応がなく、歓声も無ければ溜息もなし。
注目する2個目は「黄09」。
う〜〜ん。しばらく出ていなかったエリアから出てきたなあ。
一桁数字は出るなら「04」かなあと山をかけていたので少々ショック。
マイケル富岡が
「3個目の抽せん!夢ロトくんスタート!!」
といって本数字抽せん機が回転し始め、ボタン押し女性行員がボタンを押して、向かって左側からの摘出口に赤い球が見えました。
しかし、転がって出て来ません。
側面の部分に挟まったままで出てこないというトラブルが発生しました。
コールガールの本D氏は
「本数字の3個目はボールが摘出されませんでしたのでやり直し致します。」
と言って、一勧側の立会人が舞台に昇り球を取り出そうとしましたが、摘出口の構造上、すぐには出せないのに、一生懸命無理な力を加えていました。
すると、金石昭人が「こんなこともあるんですねえ。ところでその数字はいくつだか知りたいなあ。」と言った途端、この一勧側立会人は
「球は確かに摘出されています。」
と本D氏の宣言を簡単に撤回。
本D氏は球を手に持たずに「赤38番」とコール。
見ていてなんだかマヌケでした。
その後この一勧男性行員は球を無理やり取り出して「38」を当せん数字として確定してしまいました。
パニック覚めやらぬ中摘出された4個目は「紫32」が出現。
時間が押してしまい、マイケル富岡は金石昭人に振る余裕もない。
注目する5個目は「ベ36」。
何げにここまで30番台が3個も出現。
マイケル富岡も分かっていたようですが。。。
最後を締める6個目は「緑07」。
もうあわただしいったらありゃしないですよ。
37個の数字がボーナス数字抽せん機に落下し、抽せん機が回転し始めました。
だれも注目していないボーナス数字は「ベ08」が出現。
結局、1等2億円でミニキャリーオーバーが発生。
ロト6摘出順 | セット球 | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | B |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第0045回 | Jセット | 28 緑 | 09 黄 | 38 赤 | 32 紫 | 36 緑 | 07 緑 | 08 ベ |
本数字
ボーナス数字
等級 | 口数 | 配当金 |
---|---|---|
1等 | 1口 | 200,000,000円 |
2等 | 11口 | 17,548,900円 |
3等 | 330口 | 701,900円 |
4等 | 16,179口 | 12,600円 |
5等 | 293,971口 | 1,000円 |
co額/売上 | 14,489,512円 | 2,527,751,200円 |
今日の3個目の「38」摘出事件は、立会人の挙動に一石を投じそうです。
球が摘出されなかった場合は再抽せんすると抽せんの前に約束しておきながら、立会人の一存で摘出されたと決めてしまい、観客から不満の声がでてもおかしくないわけです。
金石昭人の発言で、いきなり「38」を当せん数字にしてしまったタイミングがすごくあやしかったです。
金石昭人の買い目に「38」があったので、それに合わせたといわれても弁解の余地がありません。
また、立会人自身がロト6を買っていて、自分の買い目に「38」があれば有効、無ければ無効とすることも頭の中でできちゃうわけです。
球が摘出されるという定義は、夢ロトくんの抽せん機から転がって出てきて、静止したものを言うんじゃなかったのかなあ??
まあ、いつもなら私はこういう時一勧に抗議するんですが、日刊ゲンダイさんの記事でも「38」は推奨していたので、詰め寄りませんでしたけどね。
このページは ミニロト6研究会のコンテンツを原稿元にしています。
sml6 ミニロト6研究会
スポンサードリンク